新傾向
他の人気劇団のように照明に凝りまくるというのではないのに、とにかく華麗な舞踊のオンパレード!実に充実したショーを魅せてくれる。それというのも、一人一人の舞踊の内容そのものが「濃い」から。1月から入った新人のウランさんを入れても総勢がたった…
「狂乱」というタイトルは劇団スケジュールで分かっていたのだけれど、それが「お夏狂乱」からきているとは!芝居が始まって「お夏」、「清十郎」の名が出てきて、初めて気づいた。 「お夏精十郎」の種になっているのは、姫路で実際に起きた事件。それが歌祭…
お芝居は『月夜にさらばお鼠騒動』。 若丸座長によると、ずっと以前に大会等で出したことのある芝居だそう。構成が良く練られていたのは、若丸さんが再構成したためだと思われる。とてもよくできたお芝居だった。 よく出来ていると感心したのは、この日のゲ…
「若ちゃんまつり」と銘打っての公演。ものすごい人の数。通路はもちろん最前列席の前にも、さらには入り口をつぶしての座席がしつらえてあった。「マジメなお芝居を期待する人は遠慮してください」と若丸さんから事前にアナウンスがあった。そうなると大阪…
若丸座長34歳の誕生日公演。お芝居、『明日に翔る龍』は圧巻だった。龍馬役はもちろん本日の主人公の若丸座長。脚本・演出も若丸座長。龍馬暗殺に至る「悲劇」を描いているのだが、あくまでも深刻にならず、未来の日本への強い期待と希望が語られる内容だっ…
昨日都若丸劇団公演に行った折に入手した。今年の4月9日の新開地劇場における若丸座長誕生日公演を録画したものである。脚本・演出・主演は若丸座長である。 さっそく観て、着想、構成、配役の見事さに舌を巻いた。もちろんすべて若丸さんの手による。「LINK…
脚本、演出都若丸座長、「LINK」の四人のメンバーがそろっての芝居。あと、(おそらく)葵好太郎さんの劇団、「劇団舞姫」の座員さんたち、そして都若丸劇団の「常連」の東映の山田さん、松永さんといった俳優さんたちが参加していた。とはいえ、登場人物が…
お芝居は『踏切番』で、これで3回目になります。爆笑喜劇ですので、何回観ても楽しい。とくにアドリブ部分がどう変わっているのか確認するのも楽しみのひとつです。新物アドリブ2点は以下。 真之輔さんがかおりさんの夫宅へ因縁をつけに行くのを春之丞さんが…
お芝居は11月の新開地で観た『踏切番』でしたので、筋は省略します。アドリブ部分、とくに真之輔さんを春之丞さんが『切られ与三郎』の中の台詞を使って「特訓」するところが前観たときと少し変わっていました。今度のほうがおかしさ倍増でした。真之輔さん…
先日都若丸劇団を観に行った際に購入したDVD。帰宅してすぐに観ていたのに、記事を書くのが遅れてしまった。以下がそのあらまし。 <脚本・演出> 都若丸 <キャスト> 源久郎 都若丸 岡島隼人 葵好太郎 おしの 城月ひかる 音無の鉄五郎 都剛 浜吉屋・お八重…