『あかんたれ』新川劇団＠小岩2010年10月22日

お芝居は『あかんたれ』でした。大阪の大店の息子の話です。「継子もの」、「根性もの」、そして「改心もの」をミックスした筋書きでした。義理・人情がらみの話ですが、そこにサディズムの味付けがされています。一歩間違えればセンチメンタルになるところですが、そのぎりぎりのところを座長博也さんが絶妙に演じておられました。また、お母さん役の峰そのえさんの演技が光っていました。

博也さんはちょっと前に愛犬が亡くなるというご不幸があったのに、それを微塵も感じさせないほどの迫真の演技でした。

新川劇団はしばらく関東公演が続いています。関西のファンにとっては残念ですが、関東に博也座長のお芝居、特に女形の演技、そして可憐で美しい踊りを広く知ってもらうためには、絶好の機会だと思います。

舞踊ショーの写真、大阪からの遠征組がいっぱい写真をとっておられて、多分その方たちのブログにいっぱい載っていると思います。クリアに撮れていないiPhoneの写真を載っけるのはどうかと迷ったのですが、記念ですので、以下に貼つけておきます。

博也さん女形、美しく。

くるみちゃん、きれいな女優さんです。かわいいお色気があります。