2015-01-01から1ヶ月間の記事一覧
以前にも観ている。 ちょっと足らない大工の見習いのトメ(若丸)と、その親方の棟梁(城太郎)を軸に芝居が回る。そこに傘を借りに来たり、ネコを借りに来たり、あるいは屋根の修繕のやり直しを頼みに来たりする近所の人たちが絡む。棟梁から聞いている「断…
『二人の風来坊』は以前に3回観ている。配役は以下。 時雨の半二 若丸 流星のお銀 ゆかり(これは一緒) 御嶽の熊五郎親分 城太郎 柿の木長者の若旦那 剛 茶店水月姉娘 ひかる 妹娘 蘭香 あとの男性陣は熊五郎親分の子分役。東映の谷口さんも子分に参加。柿…
5日前のお芝居なので、ちょっとあやふやなところがあるかもしれない。ざっくりとしたあらすじは以下。 漁師の友吉(若丸)は病気の父(芦屋小雁)、それに妹のさよ(ひかる)と波浮港に住んでいた。妹は漁師の新吉(剛)と将来を言い交わしているが、彼の博…
今月の公演、毎日昼夜で出し物が替わる。この日のみ昼の部がなく、夜の部のみだった。幸いなことに、私にとっては初めてのお芝居。最近テレビでもとみに時代劇が少なくなっているようだけど、この作品はまさにその時代劇。幕が開いた途端、『鬼平犯科帳』の…
去年の7月にも観たお芝居。 ごく最近気づいたこと。それはお芝居の中のアドリブすら、計算されて配置されているという衝撃の事実。もちろん、多少の入れ替えはあるし、当意即妙のものもある。でもかなりの部分が計算済み。これは、ホント衝撃だった。このお…
以前になんども見ている。一番最近の舞台(2014年11月)では、役者紀伊国屋をアキラさんが演り、イジリの部分がちょっと違っていた。 あらましはほとんど変わらず。以前に書いていなかった面白い箇所がいくつもあった。全部は無理なので、ほんの数例。 1)…
去年三吉演芸場でも観たお芝居。そのときのレポ中にお芝居のプロットをまったく書いていなかったので、(改めて?)アップする。去年と同様、葵好太郎座長を迎えてのものだった。 岩五郎(好太郎)は腕もよく、人格者で通っている大工の棟梁。その女房のおと…
この京都での公演は昼夜のお芝居が替わる。もちろん、舞踊ショーも。劇団にとっては大変だろう。見る側にとっては、今まで観たことのない演目がくることが多くなり、楽しみが増えるんではあるけれど。 座長の口上によれば、これは劇団が20年ぶりにかけるお芝…
以前に『新・関東嵐』として観て一応記事にしているが、筋を割愛しているので、以下に大まかな筋を。 ある土地の親分は今や病気で寝たきり。子分たちのほとんどが敵対する別の一家に引き抜かれ、今やたった一人残るのみ。親分の女房(ゆかり)は自分の産んだ…