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大衆演劇のお芝居ってどんなの?(独断・私見の)大衆演劇観劇ガイド

『二人の風来坊』都若丸劇団@花園会館 1月24日(土)昼の部

『二人の風来坊』は以前に3回観ている。配役は以下。

時雨の半二     若丸

流星のお銀     ゆかり(これは一緒)

御嶽の熊五郎親分  城太郎

柿の木長者の若旦那 剛

茶店水月姉娘    ひかる

    妹娘    蘭香  

あとの男性陣は熊五郎親分の子分役。東映の谷口さんも子分に参加。柿の木長者の若旦那役の剛さんの化粧と出立ち、ものすごかった。写真に撮れるもんなら撮りたかった。ここまでやられるの、ただお見事!

 親分からせしめた13両を巡っての若丸さんとゆかりさんのやりとり、その阿吽の呼吸の妙。パーフェクト。剛さんも、星矢さんもこの呼吸を自分のものにしているということは、芝居という枠の中で、その確かさを軸にした変幻自在な台詞のやりとりを担保できるということ。