『男の誓い』は以前に何回か観て記事にしている。 今日の配役は盲目の侍は剛さん。その妻をはるかさん。悪い親分をキャプテン。そして源太はもちろん若丸さんだった。これが普段の配役のようだけど、私は侍を星矢さんでも観ている。それぞれ少し味わいが違っ…
英樹さんのお誕生日ということで、お芝居も主役を。このお芝居、初見。 いろいろな題材をコラージしたお芝居だった。以下、あらすじ。 傘張りをして糊口をしのいでいる岡島(英樹)。もとはさる藩の藩士だったが、藩主の宝、名剣「むかで丸」を何者かに盗み…
お芝居は『鼠小僧と白鷺銀次』で、予定表にリストされていた『武士道残酷物語』を変更しての喜劇だった。たつみ座長の口上では、重い芝居が続いているので、「お笑い系」に差し替えたとのことだった。 この『鼠小僧と白鷺銀次』、2009年2月に朝日劇場に乗っ…
中村錦之助(後の萬屋錦之助)主演の映画版を舞台版にしたもの。 築地魚河岸の名物男、一心太助。天下のご意見番、大久保彦左衛門に意見したことで、手打ちにあうどころかその心意気に惚れ込んだ彦左衛門に何かと取り立てられることになる。そのとき右腕に「…
マキノ正博監督映画であまりにも有名な『浪人街』。この日はお芝居からの開始。筋は以下。 時は幕末。場所は江戸。ある神社境内。女(かおり)が旗本に捕まっている。女が財布を盗ったというのだ。いいがかりだといって、抵抗する女。そこに通りかかった浪人…
ミニショーを潰しての通し狂言。長い芝居をこの長さに縮め、役の数を減らし、その上で意味が通るようにするのはさぞ難しかっただろう。でも成功していた。「恋患い」の場面(座長の独り舞台に近い)がちょっと長過ぎる感はあったけど。 人口に膾炙した話だけ…
とにかく人、人、人。ただ、緊急地震警報が出ていたため、遅刻する人が多かった。ものすごい熱気。初日も8日の引き換え券を予約するのに来場、その流れで公演を見る人がいたので、470人収容という会場がほぼ満員の盛況だったが、それ以上。 脚本・演出は大川…
あらすじは以下。 第一場 舞台は江戸。美人で評判の芸者千代丸(ひかる)には長吉(剛)という相思相愛の男がいて、彼と一緒になりたいと願っていた。芸者置屋、一文字屋の女将のおさい(ゆかり)も二人を応援していた。そこに横やりを入れたのが山形屋の親…
観る前から初めて観るものだと分かったので、ネット検索をかけたら、Tokijiroさんという方がブログにレポを上げておられた。2012年10月27日のものです。参考にさせていただきました。ありがとうございます。以下が大筋。 第一場 小川勝五郎(星矢)は妻を井…
喜劇ではなかった。普通の人情劇。以下、あらすじ。 網元をしていた父の下に生まれた兄弟、信吉と信太郎。信太郎は父が網元として集金した金を持ち逃げしてしまう。残された父はその弁財に苦労。それが祟り、亡くなる。残された信吉(若丸)は漁師として父の…
お芝居は『度胸一番』。初めて観るお芝居だった。明らかに『幡随長兵衛』のもじり。「本家」のお芝居では長兵衛は町奴だけれどいわば江戸町民の代表で、片や彼を湯殿で殺す水野十郎左衛門は旗本、つまり侍の代表として描かれている。この若丸バージョンでは…
以前にも一度みているのだが、記事にしていなかった。タイトルでは思いだせなかったけど、幕が開いた途端あれだと分かった。というのも若丸劇団ではめずらしい現代劇だったから。 すぐに藤山寛美作だろうと見当はついた。ネットで検索すると、このお芝居、藤…